ドキュメンタリー映画『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』が、2017年4月29日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で順次公開される。
世界三大美術館といわれるのが、フランスのルーブル(1793年設立)、米国のメトロポリタン(1870年設立)、そしてロシアのエルミタージュ。1764年に創設されたエルミタージュ美術館の膨大な所蔵品は世界一と言われており、絵画、彫像、宝飾品、陶磁器、武具など300万点の至宝に、2,000の部屋、他のどの美術館よりも多い学芸員、年間366万人以上(2015年)の入場者と、世界最大級の美術館の名にふさわしい由緒ある美術館だ。 そんなエルミタージュ美術館の真の姿と、250年もの時を超えて今なお特別な存在であり続ける理由に迫る本作。作中には、エカテリーナ2世のプライベートな宝石の一つ一つ、ルネサンスの三大巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの数少ない貴重な絵画、ミケランジェロの彫刻、ラファエロの絵画、ルーベンス、レンブラントなどの世界中のオールドマスター※1たちに加え、ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ピカソらの作品も登場。その世界最高峰の美しいコレクションが、色鮮やかで高画質の映像で映し出される。
※1 オールドマスター:18世紀以前に活動していたヨーロッパの優れた画家、または、その作品を示す
フェンディ帽子コピー美術用語。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロ、カラヴァッジオ、ルーベンス、ベラスケス、レンブラントらの名があげられる。 また本作の撮影にあたり、エルミタージュ美術館のミハイル・ピオトロフスキー館長を初め、著名な彫刻家アン
ブライトリングスーパーコピートニー・ゴームリー、世界一の建築家とも言われるレム・コールハース、美術館の各専門の学芸員たち、レニングラード包囲戦を生き延びた生存者、『戦場のメリークリスマス』などで知られる俳優トム・コンティらも出演。ただ美術品を紹介するだけにとどまらず、その背景に寄り添う歴史と、人々のストーリーも合わせて披露していく。
2017年3月18日(土)からは、東京・六本木でも開催予定。是非展覧会と合わせて、エルミタージュの魅力に迫る本作も鑑賞してみてはいかがだろう。 【作品情報】
『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』
公開日:2017年4月29日(土)
監督・脚本・製作:マージー・キンモンス
出演:ピオトロフスキー館長、建築家レム・コールハース、彫刻家アントニー・ゴームリー、トム・コンティ(声の出演)『戦場のメリークリスマス』
原題:Hermitage Revealed
Copyright 2014 by Foxtrot Films